知的障害のある人に関係する本

日本の福祉は、日々発展しています。
この業界でメシを食っていこうとする者は、常に新しい考え方や、先進的な実践を学びつつ、自分のスタンスを確立していく努力を怠ってはなりません。
水曜倶楽部では、特にこの業界に入ったばかりの人やこれから入ろうとしている人は、新人のうちに、勉強の仕方を身につけておいておくべきであるという立場を取っています。
このコーナーでは、特に知的障害のある人の福祉領域で役立つ選りすぐりの出版物を紹介します。

◆自立生活ハンドブック 9 あたらしいほうりつの本 (改訂版)

(2009/02/26)
全日本手をつなぐ育成会編/手をつなぐ育成会/2009.2/¥735

自立生活ハンドブック9「あたらしいほうりつの本」(2000年9月初版)の改訂版です。知的障害のある人向けの本ですが、それ以外の方にも十分役に立ちます。

◆自立生活ハンドブック 11 ひとりだち (改訂版)

(2009/02/26)
全日本手をつなぐ育成会編/全日本手をつなぐ育成会/2009.2/¥735

自立生活ハンドブック11「ひとりだち」(2001年11月初版)の改訂版です。ひとりだちを目指す若者たちの学習会のテキストに最適です。

◆知的障害のことがよくわかる本

(2007/06/12)
有馬正高/講談社/2007.6/¥1,260

知的障害についての入門書です。

◆ダウン症ハンドブック

(2005/03/01)
池田由紀江監修/日本文化科学社/2005.3/¥2,310

一応目次立てがしてありますが、書名どおり「ハンドブック」です。それぞれのトピックスに造詣の深い執筆者が最新の研究成果を用いて丁寧に説明してあります。が、内容によっては突然かなり専門的な解説に出くわしますので、面食らうかもしれません。別に基礎知識のガイドブックがいるかもしれません。

◆知的障害児・者の生活と援助 三訂版

(2004/10/02)
手塚直樹、青山和子/一橋出版/2004.10/¥1,050

元々は、介護福祉士資格養成講座シリーズの中の1冊なのですが、最近の知的障害者福祉の状況を見事にまとめた好著です。

◆この子らを世の光に 近江学園二十年の願い

(2003/12/01)
糸賀一雄/日本放送出版協会/2003.12/¥1,995

糸賀一雄さんの名著「この子らを世の光に」(柏樹社刊)のリニューアル版です。

◆もう施設には帰らない2 -知的障害のある15人、家族・コーディネーターの声-

(2003/09/01)
「10万人のためのグループホームを!」実行委員会編/中央法規/2003.9/¥1,680

「もう施設には帰らない」シリーズの第2弾です。「施設はいらない!」と決意した家族の声と、それを支えてきたコーディネーターの声がペアで紹介されています。第1弾よりトーンは低く感じますが、全国各地で地域での生活を支える取り組みが、着実に進んでいることを感じさせてくれます。当地(兵庫県)での取り組みが紹介されていないのが残念ですが、第3弾に期待したいと思います。

◆知的障害・自閉症の方へのケアマネジメント入門 -地域生活を支援するために-

(2003/08/01)
門田光司、柳沢亨、平澤紀子/中央法規/2003.8/¥2,100

北九州市障害者支援センター「レッツ」を中心とした北九州市での取り組みから導かれた知的障害者・自閉症者の地域支援システムについての提言です。独自に作成された「生活支援アセスメント票」など示唆に富んだ内容です。(図表がふんだんに盛り込まれているのはいいのですが、そのために本文が読みにくくなっているのが残念です。)

◆自立生活入門ハンドブック⑫ 自分をまもる

(2003/03/01)
全日本手をつなぐ育成会編/全日本手をつなぐ育成会/2003.3/¥735

日常生活の中で起こるさまざまなできごと(ハプニング)を通して、「自分をまもる」ための知識と知恵がまとめてあります。見開き両ページで一話題、左ページが知的障害がある人用、右ページが支援者用という構成になっていて、施設や学校、あるいは本人の会などの話し合いの材料にもってこいです。

◆自立生活入門ハンドブック⑬ たのしくくらす

(2003/03/01)
全日本手をつなぐ育成会編/全日本手をつなぐ育成会/2003.3/¥735

ひとり暮らしをしている方への生活を楽しくするためのアイデア集です。イラストや写真が豊富に使ってあるので、読むのが苦手な人でもそんなに困らないかも…。

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