障害者福祉や社会福祉に関連する本

これから障害者福祉の勉強をしようと思っている若い人にお薦めの本をご紹介します。

◆社会福祉を学ぼうとする学生へのメッセージ

(2010/03/31)
流通科学大学サービス産業学部編/みらい/2010.3/¥1,260

次郎おじさんの同僚が、これから社会福祉を学ぼうとする学生さんへのエールとして、それぞれの社会福祉との出会いや思いを綴った本です。

◆障害者福祉の世界 第4版

(2010/03/01)
佐藤久夫、小澤温/有斐閣/2010.3/¥2,100

「有斐閣アニマ」という新しいテキストシリーズに含まれた1冊です。B6版の小さな教科書風の本ですが、図表がふんだんに入れてあり、資料も新しく、工夫された本です。問題提起も鋭く、単なる教科書の一段上を行っているといったところでしょうか。最近の日本の障害者福祉の動向を押さえておきたい方にお薦めです。佐藤久夫さんは日本社会事業大学教授、小澤温さんは東洋大学教授で、いずれも社会福祉の領域でご活躍されている先生です。

◆障害者の経済学

(2006/02/12)
中島隆信/東洋経済新報社/2006.2/¥1,575

中島さんは福祉畑の方ではないようですが、であるがゆえにご指摘は新鮮で、われわれが考えなければならないことがたくさん指摘されています。

◆施設解体宣言から福祉改革へ

(2004/09/01)
田島良昭/ぶどう社/2004.9/¥1,680

時代の流れだからその時流に乗った付和雷同的な施設解体論ではなく、今までの「過ち」をきちんと反省したうえでの施設解体論が見事に展開されております。どこかのお役所の役人が進めている形式だけの施設解体とは、そこが根本的に違うと感じます。読んでみてください。

◆こころをラクに あたまをクリアに

(2003/08/01)
大林泉/ぶどう社/2003.8/¥1,680

次郎おじさんの元上司である姫路市総合福祉通園センター所長の宮田広善さんが、講演で紹介されていた本です。「相談される」立場でもあり「相談する」立場でもある大林さんの、説得力のあるメッセージが満載です。障害をもつ子どもの親御さんと支援者の双方に、是非とも読んで欲しい1冊です。

◆社会福祉への招待

(2003/04/02)
岡本栄一、澤田清方/ミネルヴァ書房/2003.4/¥2,200

次郎おじさんが所属する某大学某学科の社会福祉関連科目担当の教員による、これから社会福祉の勉強がしたい、福祉の仕事を目指したい、専門資格を取りたいと思っている人たち、福祉に関心があるのだけれどどこから勉強したらいいのかわからない人たち向けの社会福祉入門書です。この種の本では珍しく、よく売れているそうです。

◆コーディネーターが開く地域福祉

(2002/03/01)
福岡寿編著/ぶどう社/2002.3/¥1,680

わが国を代表するコーディネーター4人による知的障害者の地域福祉をひらくための絶好の解説書です。福岡寿さん(長野・北信圏域障害者生活支援センター所長)、山田優さん(愛知・知多地域障害者生活支援センター「らいふ」所長)、中島秀夫さん(滋賀・滋賀県社会福祉事業団企画事業部地域ケアシステム推進担当)、田北光洋さん(大分・別府発達医療センター地域支援センター「ほっと」所長)のそれぞれの実践と熱き思いに触れてください。

◆子育てを支える療育

(2001/07/01)
宮田広善/ぶどう社/2001.7/¥2,100

「障害を治す」ための医療モデルから「暮らしと育ちを結びつける」生活モデルへの転換を呼びかける、療育への画期的な提案の書です。特に、障害児施設で働く医師や看護師、訓練士、保育士の必読書ですが、障害児を持つ親御さん、さらには、障害児教育に携わる先生方にも、ぜひ読んでほしい本です。

◆障害児(者)地域療育等支援事業ハンドブック

(2001/01/01)
宮田広善編著/ぶどう社/2001.1/¥1,260

とかく評判のよろしくない「地域療育等支援事業」ですが、実施者がきちんと理解できていないことも問題だと思います。さまざまなケースを想定したQ&Aなど、この事業を正しく理解するために、ぜひ読んでみてください。

◆仲間とつくる街の中の福祉

(1999/05/01)
横浜市在宅障害者援護協会編/ぶどう社/1999.5/¥1,890

横浜市在宅障害者援護協会、略して「在援協」の25年間にわたる活動の全記録。当時の神奈川県の時代風土が少なからず追い風であったと思いますが、何にもまして「在援協」が発達できたのは、今で言う「当事者」たちの大同団結と、カリスマとまではいかないまでも、リーダーたちの統率力だったのではないでしょうか(物議をかもし出すかもしれませんが、当地の「当事者」の粒の小ささを嘆かわしく思うのは私だけでしょうか)。当事者のみならず、ボランティア、既存制度の物足りなさを感じている人たちに、お薦めの1冊。

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